ベル整骨院 はり・きゅう院

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施術内容

当院の施術の特徴

 当院の施術は、わたくしが「治せない」という壁にぶち当たり続けた(現在進行形ですが・・・)、常に今時点での集大成です。そのため、施術の内容は細かく見ると、かなり多岐にわたります。しかしそれぞれがばらばらに独立しているわけではなく、系統立てて使い分けができるように体系化しております。


 近年、施術の主流は、ソフトなタッチのものが多く、患者様に痛みと不安を与えない方向にシフトしています。当院も基本はそのような方向性のものが多いのですが、刺激の強い施術も容赦なく?導入しております。理由は、組織損傷の場合、理論上、自然治癒しない損傷形態があり、ソフトタッチでは治らないものが意外と多く存在するからです。ソフトタッチで施術を行って治ったと思ったものでも、繰り返してしまうものはその場だけ痛みが紛れているだけで、根本的には実は治っていないことがほとんどです。


 当院にはそうした患者様、特に急性症状が慢性化した症状の方が、「他で治療を受けても、初めのつらさは取れてはいるのだけど今一つすっきりとしない。」という訴えで、多くご来院されています。

 そうした方は強い刺激の施術を提案しても、覚悟をきめていらっしゃいますので、とても予後がよく回復されます。

 このように書くと、施術時間いっぱい痛い思いをしなければならないような気分になってしまいますね。(笑)でもご安心ください。まず強い刺激ではあっても、痛いかどうかは損傷の程度によって変わってきますし、体力や年齢、健康状態、心理状態を踏まえて処方はしております。また、1回の施術の中でも7割以上はソフト施術(強い刺激の施術が必要ない症状であれば10割がソフトです。)ですので、安心してください。

 

 では具体的にどのような施術を組み合わせて行っているか、ご説明いたしましょう。


検査

 まず問診を行い、いつ、どのような時に、今の症状が発現したか、どのような時に症状が発現するのか、既往歴はあるのか、病歴はあるのか、日常の生活様式についてなど、詳しくお伺いいたします。

 

 その後「整形外科的検査」を行い今の症状を起こしている直接的原因を探ります。

 慢性症状であればさらに、根本的構造原因を探るため、カイロプラクティック的検査法(脚長差、関節遊び検査、など)等を行います。

 

 また、その他の根本的要因を探るために、キネシオロジー的検査(EFRテスト)という、筋肉の反射を利用して、身体にストレスとなっているものを聞いていくという検査を行います。

 

 キネシオロジー検査でわかる内容は、スイッチング(身体の正常なエネルギー流れを阻害している要因・・・これを神経的混乱といいます。たとえば電磁波、地場の影響などがこれにあたります。)の問題・構造の問題・筋肉の問題・栄養の問題・体内毒素の問題・精神的な問題・霊障(残留意識エネルギー)の問題・経絡の問題・ウイルス・寄生虫などの問題が浮き彫りになってきます。

 

 それらを検査して、直接的原因を除去しながら、再発しない身体を構築するために、根本的要因を除去していく施術、生活指導などを行っていきます。


骨盤矯正

 骨盤は皆様もご存じのとおり、身体の土台の一つとして重要な役目を果たす大切な部分です。

 骨盤は、身体の頭の位置から、内臓の状態、手足の指先までのあらゆる位置や形態の情報を察知して、それらが統合的なバランスが取れるように、瞬時に補正するるようにできています。その補正のパターンが俗に言う”ゆがみ”ということになります。

 

 さて、骨盤はそれらの補正の結果、まず位置がずれ、その位置を固定するために可動域が減少していき、ゆがみが固定されていきます。そのゆがみをそのままにしておいて、他のいろいろな部分のバランスを調節しても、今度は逆に、骨盤のゆがみの波及によって対象とする部位のバランスが治らなかったり、他の部分に新たなゆがみを作ることにもなってしまいます。ですので、当院ではまず初めに、骨盤の状態を最良の状態になるように矯正を加えます。

 

 矯正の方法には、いろいろございますが、主にロックテクニックという方法を用いて位置を矯正し、オステオパシーというテクニックの中一つを用いて動きをつけます。(これらは大変ソフトなテクニックです。)

 この骨盤調整を行うだけでも、自律神経がバランスを取り戻し、全身の神経に影響を与えている「脳脊髄液」というものの流れもよくなり、自然治癒力が活性化し、訴えている症状の6〜7割が改善してしまうこともあります


ブロックテクニックブロックテクニック


体重支持骨矯正

 次に、体重を支持する骨に対して調節を加えます。

体重の支持は、体位によってその骨が変わってきます。座っているときは骨盤(坐骨が支持します)、あおむけで寝ているときは骨盤(仙骨部分)、後頭骨、胸椎(肩甲帯)、肘、かかと、などがかかわってきます。四つ這いだとひざ、手首・・・・といった具合に、さまざまな姿勢で支持の役割を果たす骨が変わってきます。

 

 当院では主に、立った時の支持骨、つまり足の骨のバランスと動きに重点を置いて調節しております。

 

 その理由は、骨盤は主にその上に乗っている内臓や骨格のバランスを補正しています。もちろん、歩行時などに感じる足からの情報に対しても補正を加えてバランスを取りますが、実は足の骨も地面から受ける衝撃を補正すると同時に、骨盤からフイードバックされてくる情報に対しても補正作用を働かせて、立った時のバランスを骨盤と協力しながらとっているのです。

 ですので、骨盤と同じく、足の骨がゆがんだまま固定されている状況がそのままになっているとしたら、そのゆがみの情報が今度は骨盤などに伝わり、せっかく骨盤を矯正しても、立った瞬間にさらなるゆがみの原因となってしまうからです。


 調整は、足の骨同士の関節の動きをすべてチェックし、動きのないところに対して動きをつけ、足のセンサーとしての機能を再教育させていきます。

体重支持骨


関節可動域調整(全身)

 続いて、全身の関節の可動性をチェックして、動きが悪いところを中心に調整を加えていきます。

 明確な症状がある場合は、その症状部位と、力学的に関連する関節を中心に可動性を回復していきます。

 関節の固着現象というものが存在している場合は、少し強刺激の調整が加わることもございます。


筋肉・骨格連動へのアプローチ

 筋肉における調節は多岐にわたります。

当院では、バランスを調節することに重きを置く場合は、”操体法”という施術方法を使います。”操体法”は関節の動きと筋肉のバランスを統合することに大変優れているテクニックで、一か所に操法加えるだけでも、全身に動きの連動性を伝えることができ、調整した局所のバランスに合わせて、全身がその局所に必要なバランスを取り出します


 そのほか、トリガーポイントコリとよばれている部分的なものではオステオパシーのテクニックや、横山式筋二点療法などというテクニックを組み合わせて問題を解決していきます。


頸椎・頭蓋骨矯正

 頸椎と頭蓋骨は中枢を守る大切な部分です。

 骨盤や支持骨の調節を行っても、まだ症状がすっきりしなかったり、バランスが安定しない場合は、頸椎の特に1番上の骨(環椎といいます)と後頭骨、または2番目の頸椎(軸椎)のバランスの悪さが疑われます。もちろん頸椎が主要原因なのか、骨盤・支持骨系が主要原因なのかということは初めに検査をしますので、過剰な調整刺激にはなりません。両方へ施術が及ぶこともございます。

 頸椎への調節は、1番(環椎)5番を主に正しい位置へと戻すことに重きを置きます。もし頸椎が主要原因であれば、それだけで全身のバランスが整ってしまします。

 頸椎一番がそろうことで、脳への血液供給の改善、運動神経、自律神経伝達の安定、などの効果が期待できます。


 頭蓋骨への調整は、条件が整ったら内臓の調整と合わせて単独で行うことがほとんどです。

 脳脊髄液の生産と排泄の能力を高め、脳へはもちろん、内臓へよい影響を及ぼします。

頭蓋骨内臓


軟部組織損傷へのアプローチ

 これまで、身体のバランス改善に重きを置いた施術方法を挙げてきましたが、怪我や、日常の反復動作で起こった軟部組織自体の損傷(変位現象といいます)の場合、正直バランスだけ正しい位置へと戻しても、局所に起こる変位現象はそのままであることがほとんどです。中にはその損傷に特化した施術を加えていかなければ治っていかない(自然治癒しない)変位現象もございます。


 そうした変位現象の場合、炎症などが引けば自然に痛みは取れますが、組織的には変位現象が治らないままの状態で終息し、他が機能を代償することで、正常に近い状態へと回復を見せていきます。

 そうして終息の経緯をたどった場合、症状的には「関節が固くなった気がする。」「凝り固まった感じが取れない」「ある特定の動きの角度になると関節の奥が痛い」「引きつり感、こわばり感が取れない」・・・などという訴えをされてご来院いたします。


 その変位現象が治らないと、こうした不定愁訴は取れないばかりか、いくらバランスを調節しても、その変位現象が原因となり、それを他の器官が代償してバランスをとり続けている以上、再現性を持って身体にゆがみが生じます。

 

 ところで、変位現象を起こす組織は、膠原繊維と呼ばれる組織で、筋膜、骨膜、真皮、関節包、など ほぼ全身の構造構成に関与しています。


 この変位現象を治していくテクニック(徒手整復療法といいます)は、時に痛みを伴う強刺激のものですが、しっかりとした検査と方程式のもと行いますので(反応で2日くらい、刺激を加えた場所が痛む事はございますが)、身体を壊す事はございません。

 

 ちなみに変位現象が起きていない部位へ同じ刺激を加えても、ストレッチされているくらいの感じです。痛いのは、そこに変位現象がある証拠だと思ってください。

 このテクニックで施術を加えた部位は、かなり強くひねった捻挫でも、固定をすることなく、かなり早くの回復が期待できます。


※世間では、いまだ@強い刺激は組織を破壊してしまう可能性がある、とか、A痛みに対しての防御反応が働くため、効果的な刺激を身体が受け入れない、ということが通説になっています。確かにうなづける面もございます。患者様がここまでよくなればよい。といえば強い刺激も必要ないかもしれません。しかしその考え方に甘んじていると、症状が軽くなったことを治ったと思う段階から抜け出せず、本当の回復というものを見ずに終わってしまうのではないでしょうか。


@に関しては、損傷の形態を組織レベルで見る方法がまだまだ普及していないために情報がなく、強めの刺激において、必要な刺激を変位現象によって使い分け、与えることができないがために起きてしまうことだと考えます。

Aに関しては、防御反応は確かに働きますが、防御反応が働いていようがいまいが、組織の変位現象は力学的に整復位置に戻ります。施術後に防御反応がとけ、その治った組織を身体が認識すれば、その「治っている」という情報は受け入れられます。そうすれば治るのではないでしょうか?


 以前、プロのスポーツ選手などを診た時に、日常生活ではたいした症状が現れてこないその治っていない変異現象が、パフォーマンスを大きく左右することを彼らはよく知っていて、そのことと常に向かい合っている選手がなんと多いのか・・・ということを痛切に感じました。


経絡治療(C・M療法)

 東洋医学では、体中に身体のエネルギーである”氣”が流れるルートがあると考えられていて、それを”経絡(けいらく)”と呼んでいます。



 身体は、人間関係、食品汚染、大気汚染、電磁波汚染・・・などの、さまざまな種類のストレスにさらされています。


 それらのストレスを身体が受けると、氣の流れが阻害され、身体にくまなくエネルギーがいきわたらなくなってしまい、内臓機能の低下、代謝の低下、筋肉のコリ、精神的異常、など様々な症状を起こします。


 ”氣”の存在については、さまざまな分野でいろいろな研究がされています。かなりの事が解明されてきてはおりますが、まだ決定打には至っていないのが現状です。ところが、何千年前から伝わる方法で、経絡を操作し、気のながれのバランスをとると、かなりの程度の再現性を持って様々な症状が改善しているのも事実です。(近年は一昔前と違って、大変複雑な要因が絡んでいるので、簡単ではないのも事実ですが・・・)


 当院でも、骨格的にアプローチをして取れない構造のバランスや、精神的ストレスの改善、内科的問題をはらむ症状の改善などに、効果を出しています。


 当院の経絡療法は、独自の診断によって、今起きている症状を解決するための、最善の経絡の組み合わせを割り出し、刺激点(ツボ)を処方します。そして、手首、足首にある主要なツボに、水晶の粒を貼ることで経絡間のバランスを整え、”氣”が滞りなく流れるように調節します。


クラスターザラメ水晶


 水晶は、”氣”の波動をととのえ、質を転換するとされています。また水晶は、情報に共鳴をして、その共鳴した情報を保存することができるとされています。


”水”の研究においては、言葉の波動や土地の波動などと共鳴すると、その結晶の形を変えることが、江本勝先生らの研究で実証されています。当院で使う水晶は、そうした性質に着目し、水晶に、「ある波動」を共鳴させ、経絡によく反応するように加工をしてあります。




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